金利の計算方法には、単利と複利とがある事は御存知だと思います。複利とは、金利を元本に組み入れ、その合計に対して再び金利を計算する方法の事で、単利とは常に元本のみに金利が付く方法です。具体的には、元本を100万円とし、年率5%で資産運用したとします。複利の場合には、1年後に5万円の金利が付き、合計105万円となります。次の年には、この105万円に対して5%の金利が付きますので、金利は5万2500円となり、合計は110万2500円となります。これが単利の場合でしたら、金利は常に元本100万円に対しての年率5%ですので、何年後でも変わらず5万円と言う事になります。このように、長期的な資産運用で考えてみると、複利で行った方がメリットも多いように感じますね。けれど、実際に資産運用を行ってみますと、利益が出たら別の有利な投資先に資産をまわす事も可能となりますので、一概に複利で資産運用をした方が得策だとは言い切れないかもしれません。実際に銀行の定期預金等では、3年以内ならば金利は単利、3年以上の預け入れで銀行側として一定期間確実に運用出来る資金を預けて貰える場合には、半年複利としているケースも多いようです。また、元本保証のないMMFなども複利商品となっているみたいです。全く同じ条件で、単利と複利を選べるような金融商品はありえません。複利のメリットばかりに気を取られるのではなく、きちんとデメリットも把握しておく必要があるでしょうー